前回まで15回に分けて記事にしてきたラズパイでのMisskey鯖構築方法を簡潔にまとめます。
・買ったもの
Raspberry Pie 4 model B 4GB RAM バージョン RS (OKdo)版
LANケーブル
マイクロHDMI → HDMI変換ケーブル
有線マウス
ヒートシンクケース
OS入りmicro SDHCカード 32GB
クレーシャル240GB
ORICO 2588C3-G2 VL716 USB3.1 Gen2 USB-C プラケース TYPE-C/C, TYPE-C/A
・自宅に既にあるもの
有線キーボード
HDMI対応モニタ
Windows PC
基本的にはラズパイのストレージはSDなのですが、サーバとして使うには心許ないのでSSDブートにしました。
SSDブートまでの手順
1.SDカードに64bitOS書き込み
2.ラズパイをSDから起動
3.misskey用ユーザを作成しpiユーザからデータをコピーする
4.rootでpiユーザを削除
5.公開鍵認証を設定
6.SSDをラズパイに接続しSD Card CopierでSDのデータを全コピー
ここまでがSSDブートの簡単な手順です。
詳細は以前の記事を参照してください。
SSDブート完了している方やSDブートでも良いという方はこちらから。
1.ドメイン購入
2.Node.jsをインストール
3.PostgreSQLをインストール
4.Gitをインストール
5.build-essentialをインストール
6.uwfインストール
7.ファイアウォール設定
8.Cloudflareの設定
9.Certbot(Let's Encrypt)の設定→CertbotとCloudflareプラグインインストール
10.設定ファイル/etc/cloudflare/cloudflare.ini作成
11.Gitでファイル展開
→ git clone -b master git://github.com/syuilo/misskey.git
cd misskey
git checkout master
12.libvips-devの最新バージョンをインストール
→ wget https://github.com/libvips/libvips/releases/download/v8.11.2/vips-8.11.2.tar.gz
(最新バージョンが8.11.2より新しくなっていたらそのバージョン名に入れ替える)
tar zxf vips-8.11.2.tar.gz
cd vips-8.11.2
./configure
make -j4
sudo make install
13.yarnインストール
cd misskey
git checkout master
yarn install
14.設定ファイル.config/default.yml作成
15.nginx設定
16.ビルド
→ NODE_ENV=production npm run build
Found 470 errorsと表示されればOK
17.データベース初期化
→ yarn run init
18.Misskey起動
→ NODE_ENV=production yarn start
以上でMisskey鯖が出来上がりです。
0 件のコメント:
コメントを投稿